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HACHINOHE
八戸での暮らし
八戸は青森県南東部に位置し、北東北の中核都市圏です。太平洋に面しているため北東北でありながら年間を通して穏やかで過ごしやすい気候です。また、東北新幹線により東京まで最短2時間42分とアクセスが良く、「お祭り」や魚介類・ご当地グルメ等の「食」の面も充実しています。
そうした多摩川精機の事業所がある青森県・八戸地区の暮らしをご紹介します。
自然
海と山、美しい川と湖・・・北東北の大自然を贅沢に満喫できます。
大小無数の岩礁と砂浜、そして天然芝生など変化に富んだ海岸線を有する種差海岸や、
間近でウミネコの営巣の様子を観察できる蕪島(かぶしま)といったスポットが人気です。
種差海岸
三陸復興国立公園に指定されており、中央に位置する種差天然芝生地は天然の芝生が波打ち際まで敷き詰められていて開放的です。天然芝の北側に続く海岸探勝歩道は日本の遊歩道百選に選ばれており、松林の小道からは奇岩怪石の絶景が望めます。
蕪島
県立指定公園に指定されており、天然記念物のうみねこの繁殖地として有名です。例年、毎年4月の第3日曜日には蕪嶋神社の祭礼が開催され、郷土芸能などが演じられ、春の行事として広く親しまれています。
小川原湖
青森県では1番、全国で11番目に大きな面積の湖で、ウナギやワカサギ、シラウオが生息し釣りや湖水浴、キャンプなどを楽しめます。7月下旬には湖水まつり・たいまつ祭りも開催されます。
名久井岳
標高615.4mの低い山ですが、登山道や遊歩道が整備されており、雄大な自然を感じながら登山を楽しむことが出来ます。また南部地方随一の霊峰として知られ、山麓には法光寺、恵光院などの由緒ある寺院があり信仰の山としてあがめられています。
涼
8月の平均気温(2021年)の比較
八戸
22.5℃
仙台
24.9℃
東京
27.4℃
出典:気象庁Webサイト 日平均気温の月平均値より
八戸市は太平洋に面しているため夏は偏東風(やませ)の影響で涼しい日が多く、また台風の接近が少なく過ごしやすい地域です。
祭
国の無形民俗文化財に指定されている八戸三社大祭と冬の八戸えんぶりなど、多彩な祭事が催されるほか、三沢空港や在日米軍基地を有している三沢市ではアメリカンデーや三沢基地航空祭といった特徴的なイベントも開催されています。
八戸三社大祭
約300年の歴史と伝統を誇る国の重要無形文化財でユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」にも登録されています。一番の見どころは三つの神社の神輿行列と27台の山車の合同運行。7~8月の5日間、100万人以上の来場で八戸のまちが熱気に包まれます。
八戸えんぶり
南部地方を代表する民俗芸能で国の重要無形文化財に指定されているとともにみちのく五大雪まつりに数えられています。その年の豊作を祈願するための舞いが特徴的で、2月に八戸の中心市街地などで催されます。
三沢アメリカンデー
アメリカの文化、スポーツ、遊び、音楽、食などを満喫できるフェスティバルです。ハーレーダビッドソンによるパレードのほか、日米の様々な食べ物の露店が並び、米軍三沢基地内の見学バスも運行されます。
食
八戸は三陸沖の好漁場に恵まれ、特に八戸漁港はイカの水揚げ量・日本一を誇ります。ほかにも八戸前沖さばやホッキガイ、ウニといった魚介類も特産品です。また八戸には8つの「横丁」があり、仕事帰りに地元の美酒・美食を味わえます。
イカ
八戸前沖さば
八戸せんべい汁
みろく横丁
交通
陸・海・空の交通アクセスに恵まれ東京、仙台、北海道の各都市圏までのアクセスが良好
新幹線を利用すれば、八戸駅-東京駅間の所要時間は約3時間、
1日34便(往復)運行されています。
仙台駅までは約1時間10分、新函館北斗駅までは約1時間30分で到着しますので大変便利です。
また八戸港はフェリーによって苫小牧市と結ばれており、東北縦貫自動車道八戸線や三沢空港も含め、
陸・海・空のいずれの交通アクセスにも恵まれた環境です。
八戸~移動時間
仙台まで
約1時間10分
東京まで
約3時間
函館まで(新函館北斗駅)
約1時間30分
苫小牧まで(フェリーを利用した場合)
約7時間
参考:八戸市Webサイト
住
医療機関はかかりつけ医から高度専門医療を担う総合病院まで八戸市だけで150施設以上あります。
また百貨店やショッピングモール、産直施設などのほか、全長800mにわたって300以上の店が立ち並ぶ朝市も有名です。
医療
八戸圏域には地域のかかりつけ医から高度専門医療を担う八戸市立市民病院まで、様々な規模・診療科の医療機関があります。休日や夜間は複数の医療機関による輪番制の診療体制となるほか、休日夜間急病診療所が開設されており、必要な時に必要な医療を受けられます。
ショッピング
八戸中心街には百貨店や専門店、飲食店、郊外にはショッピングモールや家電量販店などがあるほか、市内全域にスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどが多数立地しており、多くの家族連れや若者で賑わっています。
八食センター
八戸港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や生鮮野菜などがそろうドデカ市場。全長170mのビッグストリートに約60店舗が軒を連ねています。館内には2つの飲食街もあり、市場で買った魚介類や食材を七厘で焼いて食べる「七厘村」も人気です。
館鼻岸壁朝市
八戸市の館鼻岸壁で、3月中旬から12月末頃の毎週日曜の朝、全長約800mにわたって約300店が出店する巨大朝市が開催されます。八戸地域の海産物・農産物のほか、北東北各所の出店もあります。イートインが多いのも特徴です。
子育て
幼稚園や保育所、認定こども園といった保育サービスが充実しており、また親子や子ども同士の交流の場となる都市公園は各所に整備されています。スケートやアイスホッケー、サッカーなどのスポーツを子どもが体験するのも、親子で観戦することもできます。
保育サービス
幼稚園や保育所、認定こども園がバランス良く整備され、休日保育や一時預かり、地域子育て支援センターなどの保育サービスを利用できます。また八戸市の「こどもはっち」は、親子が一緒に楽しめる多彩なイベントが好評で、多くの親子で賑わっています。
公園
八戸市、三沢市、南部町で200以上の都市公園が整備されており、子ども同士や親子の交流の場として利用されています。八戸公園は遊園地、植物園、動物園、キャンプ場などで構成されており、ファミリーに人気のスポットです。
スポーツ
「氷都」と呼ばれる八戸ではスケートやアイスホッケーが盛んであり、屋内スケート場が整備されているほか、アイスホッケーのジュニアチームもあります。また最近ではJリーグ・ヴァンラーレ八戸の応援に親子連れで訪れるなど様々なスポーツを楽しめます。
社員
八戸事業所 品質保証部検査二課T.N
働く環境としても、暮らしの環境としても満足しています。
八戸にほど近い岩手県の出身。八戸の学校で学んだ後、新卒で多摩川精機に入社しました。
入社直後は本社設計部門に配属となり長野県飯田市で勤務していましたが、八戸に事業所が開設された翌年の2001年に八戸事業所の設計部門へ配属となり、現在は品質保証部で製品検査の業務に携わっています。八戸事業所への配属となった当時は、しばらく八戸を離れていたこともあり、懐かしさと同時に「新しい事業所で働くことができる」ことや、「地元に近い」ことへの嬉しさの両方があったことを思い出します。八戸は海が近いのはもちろんですが、内陸に目を向ければ登山が楽しめる山々もたくさんあります。学生時代に比べ街並みの変化はありましたが、相変わらず豊かな自然に恵まれた場所。夏は涼しく、本当に過ごしやすい快適な環境です。冬の寒さはありますが、雪は少ないので、年間を通じて暮らしやすい地域だと思いますよ。
多彩に、アクティブに楽しめる八戸をとても気に入っています。
八戸は様々な楽しみ方ができる場所だと感じています。食でいえば、なんといっても魚が新鮮!なかでも水揚げ量日本一のイカ、八戸前沖サバ、ウニなどは絶品で私のオススメ。
さらに、八戸市の館鼻岸壁で日曜の朝に開催されている「館鼻岸壁朝市」は、超巨大な朝市です。買い物はもちろん、朝食がてらに出かけるのも海の街ならではの楽しみ方です。ほかにも、冬にオススメの鍋料理「せんべい汁」はほのぼのとした美味しさで最高に温まりますよ。また、食だけでなく、八戸は新幹線やフェリーが通っているので、各地へのアクセスが便利なのも特長です。週末を使って十分に観光を楽しむことができます。私も含め、アクティブに休日を楽しんでいる方が多いように思います。
趣味の釣りを満喫。家族も喜んでくれています。
子どもの頃によくやっていた「釣り」を八戸に来てから再開しました。八戸のある青森県は太平洋、津軽海峡、日本海、そして陸奥湾と三方を海に囲まれており、季節ごとに様々な魚を狙うことができ、真鯛などの高級魚も結構釣れますよ。釣り自体ももちろん楽しいですが、それ以上に、自分で釣った魚を捌いて調理して、子どもが喜んで食べてくれるのが一番の楽しみになっています。これも八戸だからこそできることかもしれません。また、自然が豊かなだけでなく、幼稚園や保育園も多く、待機児童もほとんどいないので、安心して子育てができます。私は出身も近いので八戸は馴染みのある地域でしたが、他県出身の妻も毎日を楽しんで過ごしてくれています。首都圏から地方へIターンを希望されている方には、八戸をオススメしたいですね。