レゾルバは、回転角度を2相の交流電圧(アナログ信号)として出力する角度センサです。 鉄心とコイルのみで構成されているため、他のセンサに比べ構造的に高い耐環境性を持っていることが特徴です。 励磁側巻線を交流電圧で励磁すると、出力側巻線に交流の出力電圧が誘導されます。 この出力電圧は回転角によって変化するため、その電圧を読取ることにより角度を知ることができます。
レゾルバからの出力信号(アナログ信号)は、Smartcoder(レゾルバ/デジタル変換器)を使いデジタルの角度データに変換されます。
レゾルバの軸が1回転した時に1回転分の出力信号が出る場合を「1X」、2回転分の出力信号が出る場合を「2X」、4回転分の出力信号が出る場合を「4X」といい、多くの場合、軸倍角が大きいほど、角度検出精度が良好となります。
1X-BRXの出力電圧の変化
4X-BRXの出力電圧の変化
シングルシンは、超薄型の角度検出器です。ロータにコイルをなくしたことにより、低価格化、高信頼性を実現したVR形レゾルバです。ロータ鉄芯を特殊な形状にし、ロータ鉄芯とステータ鉄芯の間のギャップの変化により、出力電圧の振幅変化を発生させています。ビルトインタイプの超薄型構造のため、組み込みスペースの最小化を可能としました。
※「VR形レゾルバ」とは、可変磁気抵抗レゾルバ。ステータとロータのエアギャップが変化することで、角度を検出します。
スマートシンは、自社開発の全く新しい巻線方式により、高い生産効率とローコスト化のほか、広い使用温度範囲、振動・衝撃への強さ、高い信頼性を実現したビルトインタイプのブラシレスレゾルバです。
従来の巻線は、人の手による方法でしか作業できませんでしたが、この新巻線方式は巻線機による自動作業を可能としました。
R/D Converterは、レゾルバのアナログ信号をデジタルに変換するもので、CPUデジタル処理へのインターフェイスとして、ロボット、ブラシレスモータなどのコントローラ、ドライバに組み込まれ、広く使用されています。